居ても立っても居られない事をしよう:やる気が出ない時の解決法
生きてると調子の良い時もある。
けれども調子の悪い時の方は厄介だ。調子がよければ自分で何も考えなくても、物事は大抵の場合良い結果を生む。
調子が悪いというのは、僕の言葉に置き換えると「やる事は分かっているけど、感情がそれを拒否する」という事。
目の前にタスクが溜まっていたら、1つ1つこなして行くのが調子良い時。
目の前にタスクが溜まっていたら、それらから目を背けてしまうのが調子の悪い時。
つまりやる事を前にして、萎縮しちゃってる。
やる事が怖いのかもしれない。
人は怖かったらやらなくても良いという。でも、世の中そんなに甘く無い。やらなかったら全部自分に帰って来る。その結果に対して自分の将来が怖くなる。このネガティブなサイクルに一度入ってしまうと中々抜け出せない。
だからこそ、調子が悪い時でも、タスクをこなしていく理性を鍛える事が重要なのかもしれない。
原始時代の人が何故、狩りに出かけるか。
それは、腹を満たすためだ。食欲を満たすために仕事をする。
仕事と本能が直結しているから、狩りというタスクをやらないと居ても立っても居られない。ところが現代人にとっての仕事とはなんだろう。
大体の人は、仕事をお金を稼ぐ手段と捉えている。
何故、お金を稼ぐのか。それは生活にお金が必要だからである。
ただし、極論働くことをやめれば生活保護というシステムが我々を守ってくれる。
つまり仕事をしなくても欲求は満たせるのだ。
生活保護には、家賃を払う資金と食事をまかなうだけのパッケージがある。
仕事と本能が直結して無いのだ。仕事をしなくても本能は目覚めない。
やらないといけない状況があったとしても、やらないと居ても立っても居られないタスクが無いのだ。
だから現在の人々は、仕事をやりがい、だとか成長のため。などと唄っているが実際の所、仕事における成長という本能は無いので、本人の理性に依存している。
本能に直結することをしよう。
居ても立っても居られないことをしよう。
そうしたらこの悩みは解決できる。
やらないという選択肢は最終的に残らないからだ。